先日お伝えした、Android向けに「MagSafe」風のマグネット式ワイヤレス充電機能が登場するかもしれないという噂。それが現実のものとなりました…しかも、想像のはるかに上をいくスペックとなってです。
廉価スマートフォンを中心にラインナップするRealmeが発表した「MagDart」は、マグネットでスマートフォンの背面にくっつくアクセサリ規格。Apple(アップル)のMagSafeと同じく、モバイルバッテリーやウォレット、さらには自撮り用ライトなどのアクセサリが用意されています。
そして注目したいのはこちら! 50W MagDort Charger!
非接触充電(マグネットでくっつけてますけど金属の端子が触れないという意味で非接触)としては破格の50Wというパワフルさで、スマホ1台ぶん、4500mAhのバッテリーをわずか54分で満充電できるのです。このパワー、実に頼もしいですね!
ハイパワーなぶん熱も出ますが、それを冷却するためのクーリングファンまでついているという頼もしさ。
一方、アップルが販売している「MagSafe充電器」は最大15Wでのワイヤレス充電しかできません。MagDortの50WとMagSafeの15W…その差は歴然です。個人的にはMagSafeでも不足は感じないのですが、MagDortなら朝にスマホ充電を忘れていても、一気に急速充電して外出できることでしょう。
なお、MagDortはRealmeのスマートフォン「Realme GT」に専用ケースを装着した状態でのみ利用できます。今後もRealmeから、あるいは他のスマホメーカーからMagDort対応スマートフォンやアクセサリが登場すれば、MagSafeと同じようなビッグなマーケットが生まれるかもしれませんね。Source: Realme via The Verge