“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
モダンルックな「タスク マネージャー」の開発が進行中?「タスク マネージャー」が「Fluent Design System」になる――そんな噂が、一部でささやかれています。
Windows 11ではOS標準アプリのモダナイズが進行中で、「アラーム & クロック」や「フォト」、「ペイント」、「Snipping Tool」などが「Fluent Design System」に準拠したクリーンでシンプルなデザインに生まれ変わりました。「メモ帳」や「スマホ同期」でも、新しいデザインがテスト中です。その列に「タスク マネージャー」も加わることになりそう。
Fluent Design Task Manager in latest Windows 11 build.It is hidden and mostly broken but it confirms Microsoft is working on Task Manager redesign.#Windows11#FluentDesignpic.twitter.com/5AuOFEvAby
— FireCube (@FireCubeStudios)January 19, 2022このデザインはまだ正式なものではありませんが、「ViVeTool」というアプリを利用することで有効化できます。実際に試すことはできますが、ここからは自己責任でお願いします。
You can enable it in latest dev build with ViVeTool:vivetool addconfig 35908098 2vivetool addconfig 37204171 2vivetool addconfig 36898195 2vivetool addconfig 36898195 2#Windows11#FluentDesignhttps://t.co/Pg4AUzirnZpic.twitter.com/bU54Rz1Gox
— FireCube (@FireCubeStudios)January 19, 2022Windows 10/11では新機能を導入する際、一部の環境だけ有効化し、まだ有効化されていない環境と効果や影響を比較するA/Bテストが実施されることがあります。「ViVeTool」は、そのA/Bテストで無効化されている機能を無理やり有効化するパワーユーザー向けのツールで、「GitHub」のオープンソースプロジェクトとなっています。
「ViVeTool」は「Windows 10 バージョン 20H1」Build 18963以降に対応しており、ライセンスは「GPL-3.0 License」。以下のリリースページから無償でダウンロードできます。
Releases ・ thebookisclosed/ViVe
「ViVeTool」のダウンロードページ書庫ファイを適当なフォルダーに展開し、そのフォルダーで「Windows Terminal」を起動。続いて以下のコマンドを入力し、OSを再起動します。一行ずつコピー&ペーストして実行してみてください(「PowerShell」の場合)。
./vivetool.exe addconfig35908098 2./vivetool.exe 37204171 2./vivetool.exe 36898195 2./vivetool.exe 36898195 2
書庫を展開したフォルダーで「Windows Terminal」を起動。フォルダーの右クリックメニューを使うとよいコマンドを入力し、OSを再起動あとはOSを再起動すれば、作業は完了。Build 22533では従来の「タスク マネージャー」だったのですが、Build 22538へ更新すると「タスク マネージャー」のデザインが新しくなりました。
Build 22533Build 22538設定画面。ダークモードにも対応するようだもっとも、まだ絶賛開発中のようで、PCの名前やモデル名は実際を反映していませんし、タブを切り替えても中身は真っ白です。でも、「Fluent」なアプリによくあるナビゲーションペインなどはしっかりあって、なるほど、こんな感じになるんだなぁと興味深く拝見させていただきました。
「タスク マネージャー」は近年、さまざまな改良が施されています。古い従来版もなかなか進化しているので、これを機にチェックしてみてくださいね。
関連記事Windows 11の「タスク マネージャー」はココがすごい!