MacBook Pro 2015年モデルを最新NVMe SSDで延命、改造手順を全紹介!

MacBook Pro 2015年モデルを最新NVMe SSDで延命、改造手順を全紹介!

  • 沿って huawei
  • 09/05/2022

SSDの換装作業が完了したら、SSDのファームウェアの更新を行おう。SSDのファームウェアを更新しなければ正常に動作しないので、物理的な換装作業が終わったら優先的に行う必要がある。

まずはMacBook ProにSSDファームウェア更新用USB起動ディスクを接続した上で、optionキーを押したまま電源ボタンを押してMacBook Proを起動して、スタートアップマネージャーを立ち上げる。

スタートアップマネージャーが起動したら「EFI Boot」を選択して、ファームウェアアップデートユーティリティを起動する。

SSDファームウェア更新用USB起動ディスクをMacBook Proに接続する。optionキーを押したまま電源を入れ、スタートアップマネージャーを起動させてEFI Bootを実行する。

ファームウェアアップデートユーティリティが起動すると、アップデート作業開始のためにキー入力を求められるので適当なキーを押下する。

デバイスのスキャンが開始され、SSD 970 EVO Plusが正常に搭載されていれば、ここでアップデート対象デバイスとしてユーティリティに認識される。最新版以外のファームウェアが適用されている場合は適当なキーを押すことでアップデート作業に進むが、既に最新版が適用されている場合はユーティリティが終了する。

ファームウェアアップデートユーティリティの開始画面。適当なキーを押すとデバイスのスキャンが開始される。SSD 970 EVO Plusが正常に認識されていれば、スキャン結果として同SSDが表示される。適当なキーを押すとアップデート作業に進む。

MacBook Pro 2015年モデルを最新NVMe SSDで延命、改造手順を全紹介!

何かキーを押して作業を進めると、アップデート対象のSSDを本当にアップデートするのか問われるので「y」と入力して確定する。

続いて、ファームウェアアップデートによってSSD内のデータが失われるリスクとバックアップを推奨する警告が表示され、それでもアップデートを継続するか問われるので「y」を入力して確定すると、ファームウェアのアップデート作業が開始される。

アップデート対象のデバイスが表示され、ファームウェアを更新するか問われるので、「y」を入力して確定する。アップデートによるデータ消失リスクとバックアップを推奨する警告が表示され、それでもアップデートを継続するか問われるので「y」を入力して確定する。

アップデートが完了すると、「Press any key to EXIT...」と表示されるので、適当なキーを押下してユーティリティを終了する。

続いて「Press any key to restart the system .....」と表示される。ここで何かキーを押すとMacBook Proが再起動するのだが、optionキーを押したまま適当なキーを押して再起動すれば、再起動後にスタートアップメニューが立ち上がるので作業をスムーズに進めることができる。

アップデートが完了すると「Press any key to EXIT...」と表示されるので、適当なキーを押してユーティリティを終了する。ユーティリティが終了すると「Press any key to restart the system .....」と表示される。ここでoptionキーをおしたまま適当なキーを押して再起動すれば、スタートアップメニューにスムーズにアクセスできる。

若干手間がかかり、初心者にはわかりにくい部分もあるので、記事を読んでいてSSDのファームウェア更新が難しいと感じる人もいるかと思うが、その場合の対策も紹介しておこう。

一つはWindows PCを使用する方法で、PCI Express接続のM.2スロットがあるWindows PCがあれば、そこにSSD 970 EVO Plusを接続し、SamsungのWindows用SSDユーティリティからアップデートの項目を選ぶだけでファームウェアの更新が簡単に行える。

利用できるWindows PCが無い場合、一部ショップでは有料でファームウェア更新サービスを行っているところもあるので、そうしたショップでSSD 970 EVO Plusを購入し、ファームウェア更新サービスを利用する手もある。