ファーウェイ「米制裁対応の新OS」何が変わる?

ファーウェイ「米制裁対応の新OS」何が変わる?

  • 沿って huawei
  • 16/05/2022

ファーウェイは、米国の制裁によって、グーグルのアプリやアプリストアに対応したアンドロイドOSをスマートフォンやタブレットに採用できない。その対策として、ファーウェイはアンドロイドの代替となる「HarmonyOS 2(ハーモニーOS 2)」を6月に発表。中国では、これまで販売してきたスマホに対してOSのアップデートを進めている。

日本では、HarmonyOS 2を搭載するタブレットの「MatePad 11(メイトパッド11)」を7月23日に発売。8月に発売するスマートウオッチの「HUAWEI WATCH 3(ファーウェイウオッチ3)」も同OSを採用する。

ファーウェイ「米制裁対応の新OS」何が変わる?

他のファーウェイ製品と連携

MatePad 11は、約11インチのディスプレーを備えたタブレットで、画面の書き換え回数を1秒間に120回に高めているのが特徴。この回数はアップルのiPad Proと同じで、画面の動きの滑らかさが大きく向上する。別売りの「Mペンシル」を使うと、絵や文字を手書きすることもできる。マルチタスク機能も強化し、画面内に最大四つのアプリを表示することが可能だ。

HarmonyOS 2を搭載したメリットは、他のファーウェイ製品との連携にある。例えば、スマホとMatePad 11を無線で接続すると、MatePad 11にスマホの画面を表示して操作できる。MatePad 11側からマウスでスマホを操作できたり、データをドラッグ&ドロップで簡単に移せたりと、二つの端末の連携がスムーズになる。また、MatePad 11をファーウェイ製のパソコンのサブディスプレーにするといった連携機能も用意されている。

スマートウオ…

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