OPPOの最新フラッグシップモデル『Find X3 Pro』のカメラ(デュアルメイン仕様)は10bitで撮影が可能。10bitを設定すると『HEIF(拡張子は.heic)』形式で画像が保存されます。HEIFはHigh Efficiency Image File Formatの略称。2016年以降に発売されたiPhoneでもHEIFを採用しています。
HEIFはJPEGと同等の画質を保ちながら約2倍の圧縮率を実現する超優秀なフォーマット。JPEGが8bit(256階調/1,670万色)なのに対しHEIFは10bit(1,024階調/10億6433万色)と階調、色数も大きく異なります。
Appleより
メリットだらけに感じるHEIFですが、実は表示、編集環境が整備されていません。Windowsでは別途『HEIF 画像拡張機能』をダウロードする必要があります。iPhone 12 miniで撮影した画像はこの方法で表示する事が出来ました。
しかしFind X3 Proの場合はなぜか表示されません。JPEGへの一括変換ソフトもエラー。端末側でイチイチJPEGに変換してデータを送るという途方に暮れる作業。流石に面倒くさすぎる・・・
しかし思いがない出来事がありました。私はスマートフォンで撮影した画像をAmazon Photosに同期しています。Amazonプライム会員であれば無償で使える無制限のフォトストレージ。プライム会員の方は絶対に使った方が良いです。
Amazonより
そのAmazon Photosをチェックしていると、偶然Find X3 Proで撮影した画像が目に止まりました。普通にプレビューされていたのでてっきりJPEGに変換後の画像だと思ったのですが・・・拡張子を見ると.heic!Amazon Photosの仕様を見ると、対応フォーマットにしっかりとHEICが書かれていました。
Amazonより
ただしAmazon Photosから.heicの画像をダウンロードするとJPEGになっているので、もしかするとアップロード時に自動変換がかかっているのかもしれません。
しかしiPhoneとFind X3 ProのHEIFデータをAmazon Photosにバックアップすれば、端末にはHEIFのデータがそのまま残り、Amazon PhotsがJPEGへの変換作業とバックアップを同時に行ってくれる事になります。これ、最高じゃないですか?Find X3 Proユーザーには特にお勧めです!
※追記 Find X3 ProからアップロードしたHEIFのデータはAmazon Photos上だと表示が一部バグっていました。普通に表示されている画像もあるので原因は不明。ダウンロードするとJPEGデータとして問題なく開けます。
Amazon Photos上で表示されている一部のHEIFデータ
ダウンロードすると問題なく表示される
記事に書かれている内容
OPPO Find X3 Pro | |
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Soc | |
容量 | 12GB/256GB |
電池 | |
サイズ | |
重量 | |
画面 | |
カメラ | リアカメラ フロントカメラ |
センサー | |
SIM | |
NFC | |
防水 | |
OS |
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