Arcserve Japanは9月13日より、統合バックアップ・リカバリー ソリューションの最新版「Arcserve Unified Data Protection 8.1(Arcserve UDP 8.1)」の受注を開始する。
同社が4月より提供しているArcserve UDP 8.0に対してさらなる機能強化を行なったバージョンとなり、Arcserve UDPコンソールへのログインに多要素認証(MFA)を導入してバックアップのセキュリティーを強化。さらにバックアップ先として新たにオブジェクトロックを有効にした「Wasabi Hotクラウドストレージ」および「Nutanix Objects」を追加し、ランサムウェア対策の選択肢が広げている。
主な新機能・機能拡張は以下とおり。
1. Arcserve UDP コンソールの多要素認証(MFA)対応管理コンソール「Arcserve UDPコンソール」へのログインに多要素認証(MFA)を使用可能。2. Wasabi HotクラウドストレージおよびNutanix Objectsのオブジェクトロック対応復旧ポイントのコピー先としてオブジェクトロックが有効になった「Wasabi Hotクラウドストレージ」および「Nutanix Objects」をサポート。3. CentOS 8.xベースのカスタムLive CDLinux環境でのベアメタル復旧に使用するカスタムLive CDとして、新たにCentOS 8.xベースでも作成可能とした。これによりCentOS 8.x 環境に適合したドライバーをLive CDに組み込める。4. レポート機能強化ジョブ ステータス レポートには特定の日付範囲に基づいて表示するための日付範囲フィルターを追加、RPO(Recovery Point Objective)には復旧ポイントの月別/週別/日別/カスタム分布の機能を拡張。
9月15日より出荷開始。価格は「Arcserve UDP 8.x Advanced Edition - Server(永久ライセンス)」が11万円より(1年間の保守サポートを含む)、「Arcserve UDP 8.x Advanced Edition - Server(サブスクリプション)」が3万6960円より(1年間の使用権と保守サポートを含む)。
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