社会人の無駄時間を減らす、手のひらサイズのガジェットが登場だ!
働き方改革の推進が叫ばれる昨今。“改革”の手法は多々あるだろうが、その1つとして挙げられるものに「会議の短時間化」がある。社会人と会議は切っても切れない関係ではある。しかし、頻繁に催される会議が労働効率を悪化させている一因であることもまた事実だ。時間を合わせ、物理的に顔を合わせるだけでも一苦労なのに、会議室の機材トラブルや各種ケーブルの取り回しで時間を取られるのはなおさら我慢ならないというものだ。
一説によると、1万人規模の企業では「無駄だ」と思われている会議が年間で約67万時間にも上るとか。※出典:パーソル総合研究所・中原淳(2017-8)「長時間労働に関する実態調査(第一回・第二回共通)
そこで試してほしいのが、手のひらサイズで会議効率を劇的にアップさせるデバイス「EZCast Pro Dongle2」だ。
EZCast Pro Dongle2を端的に説明すれば、パソコンやスマホの画面を会議室に備え付けられたディスプレーやプロジェクターと簡単に接続するための製品だ。これから会議でありがちな、いくつかの「無駄に時間を取られる」シーンを挙げてみる。それをEZCast Pro Dongle2で改善してみせよう。
会議を長引かせるトラブルその1として「HDMIケーブル抜き差し問題」が挙げられる。
会議に参加するメンバーがそれぞれ持ち寄ったパソコンでプレゼンする際、たいていは自分の番になると大画面ディスプレーから伸びているHDMIケーブルを自分のパソコンに接続して資料を表示し、会議の場で共有すると思う。
そんなときにありがちなのが、接続ケーブルが短過ぎて各発表者の席まで届かず、仕方なしに発表者が替わるごとに席替えするハメに……。
また、発表者が演台にわざわざ立ってプレゼンを実行しなければならない環境もあるだろう。はい、ちょっとすみませんよ……などと、決して広くない会議室で場所を譲り合いながら移動しつつ、参加者が入れ替わり立ち替わり大型ディスプレーに備え付けられたケーブルを抜き差ししていくことは、大きな時間のムダなのは間違いない。
そんなときに活躍するのが「EZCast Pro Dongle2」。大画面ディスプレーのHDMI端子に本製品を接続しておけば、会議参加者のパソコン画面をワイヤレスで送信し、会議室備え付けの大画面ディスプレーに表示・共有することが可能なのだ。たったひと手間で会議室におけるHDMIケーブル抜き差し問題は解決する!
「HDMIケーブル抜き差し問題」を解決!
EZCast Pro Dongle2は、IEEE802.11ac(5GHz帯)または11b/g/n(2.4GHz帯)に対応したワイヤレスデバイスで(※5GHz帯と2.4GHz帯の同時使用は不可)、パソコンやスマホなどから受信した画面を4K画質(4K@30fps)で表示できる。そのインターフェイスを見れば一目瞭然だが、いわゆるHDMIのドングルデバイスである。大画面ディスプレーやプロジェクターのHDMI端子に接続し、USB Type-C経由での給電を確保するだけでパソコンなどの画面を受信して表示する。なお、パソコンやスマホからの画面の送信(キャスト)には、専用アプリ「EZCastPro」を使う(詳しくは後述)。本体サイズは幅98×奥行33×高さ13mm、重量約31g。持ち運んでもジャマにはならないが、使う頻度が多い会議室の大画面ディスプレーなどにあらかじめ接続しておくとよいだろう。
「EZCast Pro Dongle2」本体は非常にコンパクト
「EZCast Pro Dongle2」を大画面ディスプレーなどのHDMI端子にそのまま接続しても構わないが、付属するオス−メスのHDMIケーブルをこのように使えば、差し込むスペースが確保できない場合も接続が可能だ。ちなみに、本体横に接続しているUSB Type-Cは給電用
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