先日、マツダからお手紙がまいりました。ああ、ついにメーカー直々のクレームだ。うちのクルマの名を語って、テントだの椅子だのマキネッタだの、なんの関係もないことを好き放題書きやがって。テメエなんざ客じゃねえや。叩っ斬ってやる!
みたいなことかと思ったら、ただのリコールのお知らせでした。燃料ポンプの樹脂製インペラが膨張してケースに干渉し回らなくなるという、昨年から話題のデンソー製燃料ポンプ問題が、ND型ロードスターにも及んだわけであります。皆様のおクルマが該当するかどうかは、マツダ公式サイトの「リコール情報検索」から車台番号で検索できます。
私のRFは走行距離そろそろ4万km。燃料ポンプなんか7万kmも走れば壊れてもおかしくありませんから、このタイミングで無償交換というのはお得な感じもしています。が、リコール対象車は世界中で1000万台は超えているはず。がんばれデンソーさん。
新車を買った情報2021、好きな萬屋錦之介は「破れ傘刀舟悪人狩り」、私は四本淑三です。今回の話題の中心といたしますのは、シェラカップ式わんこそばアゲイン。アウトドアでおいしく、かつ楽しくそばをすする方法の探究であります。
前回、ソロキャンの装備では無理かと思われた一人前の手打ちそばを、ガソリンバーナーの高火力で完遂。や、うまかった。と、箸を置くや否や、道具をトランクカーゴに投げ込む。エンジンのスタートボタンも押しちゃう。気がついたら警察に取り締まられにくい速度でバイパスをぶっ飛ばし、ソッコーでおうちに帰投しておりました。さすが俺のロードスターRF、1100kgに184馬力は伊達じゃないぜ。
って、それでいいのか。食べてすぐ帰るのなら、お店で食べても一緒じゃないか。いったい何のためのアウトドアなんだ。もっとダラダラしようじゃないか。お前は自由な人間だ。
そうは思っていても、そば一人前を平らげると、何故か犬のように足が勝手にハウスへ向く。その理由は何かと考えると、アレです。
「そばは、ちゃちゃっとすすって帰るのが、かっこいい」
この刷り込みからくる条件反射でありましょう。ところが昔の人はそば屋でダラダラやっていたんだとか。
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