楽天は、MVNOの「楽天モバイル」において、ファーウェイ製Androidスマートフォンの最新モデル「honor 8」を9月28日に発売する。予約は9月21日から。価格は4万2800円(税抜、以下同)。同社Webサイトでは、発売記念キャンペーンとして数量限定で3万5800円で販売される。分割払いにも対応、販売時には楽天モバイルのSIMカードがセットになる。
同端末は国内の通信事業者では楽天が独占的に提供する。なお、ファーウェイ・ジャパンのオンラインストアでも端末単体で販売される。
楽天の黒住氏による同端末の解説は、別記事で掲載している。
「honor 8」(オナーエイト)は、ダブルレンズカメラと指紋センサー、フルHD液晶を搭載し、ハイスペックかつ比較的手頃な価格を実現した端末。楽天モバイルがラインナップしている「honor6 plus」の後継モデルに位置づけられる。
「honor6 plus」の特徴になっていたダブルレンズカメラは、800万画素×2から1200万画素×2に性能が向上。レンズ部分は背面パネルから突出せずフラットな仕上げになっている。
ダブルレンズカメラの基本的な仕組みは「HUAWEI P9」などにも搭載されたダブルレンズカメラと同様で、片方のセンサーがカラー(RGB)、もう片方がモノクロとなり、高画質で豊かな色彩の写真を撮影できる。ハイブリッドオートフォーカスとして、レーザーオートフォーカス、被写界深度計によるフォーカス、コントラストフォーカスの3種類に対応。マニュアル撮影も可能になっている。
「ワイドアパーチャモード」での撮影では、幅広い絞りに対応し背景を大きくボカすことが可能。ピント位置を撮影後に変更することもできる。
指紋認証センサーは背面に設けられ、0.4秒でロック画面の解除が可能。押下できるボタンとしても機能する。
ディスプレイ側と背面側の両方にガラスが用いられ、端は2.5Dの曲面ガラスとシームレスなデザインで、手触り良く仕上げられている。
背面は、通常のスマートフォンの倍以上にあたる15層もの塗装やコーティングが施される。塗装が5層、特殊コーティングが5層、さらにチタンなどで微妙な模様を作り出す5層も加えられ、見る角度により表情が変わる「オーロラのような」仕上げになっている。