ヘイトリストや危険範囲も追加!『Relayer』の最速体験会レポート

ヘイトリストや危険範囲も追加!『Relayer』の最速体験会レポート

  • 沿って huawei
  • 14/06/2022

角川ゲームスは、12月18日11時10分より新作ロボットシミュレーションRPG『Relayer(リレイヤー)』の最速体験会とトークイベントを、東京都秋葉原にある「ソフマップ AKIBA アミューズメント館 8Fイベントスペース」にて実施した。

体験会は店頭にて配布された整理券を持っている人から順に案内されるため、混雑することなく行われていた

会場にはキャラクターの相関図や、勢力相関図、ビジュアルイラスト、ステラギア“アストライア”とテラの巨大なポップが展示されていた

本作は東京ゲームショウ2021(TGS2021)のハピネットブースにも出展。今年のTGSは、新型コロナウイルス感染症の影響で、一般参加者は会場参加できなかったため、今回が一般の方が参加できる初の体験会だ。

今回体験できたステージはTGSとは異なっていて、さらにTGSの時には実装されていなかった“ヘイトリスト”と、敵からの攻撃を受ける危険範囲の表示に対応していた。

今回は時間の関係上、ステージの戦闘のみ体験したため、その他の要素については、TGSの体験レポートを確認して欲しい。

本作のマップは見下ろす形のクオータービュー。美麗なビジュアルの上に表示されたマス目に沿って移動し、敵と戦う。今回のフィールドは、一面氷の山に囲まれた極寒の地表のようだった。イメージビジュアルでは、オーロラのような極彩色の帯が見え、強い光で浮かび上がる美しい世界が描かれていた。

今回のフィールド。一面氷で覆われており、青を基調とした美しい極寒の地といった感じだ

プレイヤー側が操る人型兵器“ステラギア”は、アサルト、スナイプ、タンク、スカウトと4つのタイプに分かれていて、所持している武器により射程が決まっている。

前回、TGSの際は事前に敵にカーソルを合わせて、敵兵器のタイプや移動距離を確認して、攻撃を受ける範囲を確認しながら行動する必要があった。しかし、今回はボタンひとつで敵から攻撃を受ける危険範囲を表示できたため、その手間がなくサクサクとユニットが動かせた。

フィールドが青いため、やや分かり辛いが、マス目の青い部分が味方ユニットの移動範囲、マスの線が赤い部分が危険範囲、マス内が黒くなっているところが味方ユニットの射程となっている

危険範囲に入らないと敵は近づいて来ないので、まずはタンクやアサルトで危険範囲に入って防御して迎え撃つのが良さそうだ。敵から攻撃されると、射程が同じなら防御していても反撃できる。防御していても待機していても、反撃の威力は変わらないようだ。

ちなみに防御した場合は、敵から受ける攻撃は少なくなり、待機の場合はSPの増え方が大きくなるとのこと。敵の危険範囲に入らない場合などは待機、危険範囲に入って迎え撃つ場合は防御するのが基本となりそうだ。

防御していても、射程が同じなら反撃(Counter)は実行される

また、前回も紹介したが、敵の攻撃射程にいるユニットと同じ敵を攻撃すると「バックスタブ」が発動する。

 ヘイトリストや危険範囲も追加!『Relayer』の最速体験会レポート

味方ユニットが敵を攻撃できる射程にいて、行動するユニットが同じ敵を攻撃できる場合、バックスタブ可能な「B」の文字がマス目に表示される。その場所に移動して攻撃するとバックスタブが発動する

本作ではヘイトが重要で、ヘイトが高い程敵から攻撃される。ヘイトは数値で確認できるが、TGSの時はユニットごとに確認するしかなかった。しかしながら、今回の体験会のバージョンでは、ボタンひとつでヘイトリストを呼び出し、どのキャラクターのヘイトが最も高いかが、一目で確認できるようになった。

ユニットを選択した際に出る情報で、左上の「!」アイコン横の数値がヘイト

ヘイトリストが表示できるようになったため、どのユニットが狙われるかが一目瞭然となった

たとえば、上記のヘイトの場合、テラが敵の傍にいても、その敵の射程にサンがいれば、より近くにいるテラではなく、移動してサンが攻撃される。この法則を利用すれば、敵の射程にヘイトが高いユニットが近づき、敵を釣ることもできれば、先行する味方ユニットが攻撃されないようにできる。

また、本作はクオータービューだが、拡大や縮小、視点の向きもある程度変えられる。大分上から見下ろす視点ではなく、ステラギアを正面から見るような視点にすると、マップの美しい景観をも楽しめる。自分の見やすく、戦い易い、見映えを変えて楽しめるのもうれしいところだ。

正面から見るような角度にすると、美しいマップを背景にして楽しめる

各ユニットは、SPを使って回復やバフ、デバフなどさまざまなスキルが使える。体験版では、アサルトやタンクもセルフヒールが使用でき、ガンガン攻めていっても自己回復で凌げたが、この辺りのバランスも正式版でどうなるのかも気になるところだ。

また、左上のゲージが溜まると「ビックバン」と呼ばれる必殺技が使える。ゲージのストックは5段階あり100、200、300%と、100刻みとなっている。この必殺技は、キャラクターの成長などにもよって増えるとのこと。

スキルは回復やバフ、デバフとさまざま。ユニットを選択した時に左上に表示される、ゲージが端まで溜まると100%となり、5段階までストックされる

「ビックバン」は、範囲内の敵に攻撃できる範囲攻撃になっている。範囲は必殺技ごとに異なる

カットインとド派手なアニメーションが入る

今回の体験会でプレイできたバージョンに追加された危険範囲の表示、ヘルプリストによって、行動を決める時間も短縮し、よりプレイし易くなったと感じた。

他のシミュレーションRPGでは、体力の減り方、防御力など、どの要素により、どのユニットが攻撃されるのかが分からないこともある。しかし、本作ではヘイト通りに攻撃されるので、それを活かした戦い方、自分の思うように戦局を進められるので、そうした法則性に基づいて手を動かすボードゲームのような遊びが好きな人には、特にオススメできそうだ。

魅力的なキャラクターもたくさん登場するので、ストーリーも気になるところ。ロボットシミュレーションRPG好きは、購入を検討してみてはどうだろうか。

タイトル:Relayer(リレイヤー)ジャンル:シミュレーションRPG販売:角川ゲームス開発:GODWARS TEAMプラットフォーム:PlayStation 5/PlayStation 4発売日:2022年2月17日価格: 通常版:7980円(パッケージ版/ダウンロード版) 限定版『リレイヤー デラックスエディション』:9980円(パッケージ版) ダウンロード限定版『Digital Premium Edition』:9978円ボイス:日本語、英語言語:日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、繁体字、韓国語CERO:C(15歳以上対象)

※PS4版についてはPS5版への無償アップグレードが可能です。

© 2022 KADOKAWA GAMES