アカウントをハッカーから守る簡単かつ効果的な方法は何か。それは、二段階認証です。昨年、二段階認証をユーザーオプションではなくデフォで設定するよう仕様変更したGoogle(グーグル)。変更発表から、1億5000万Googleアカウントに二段階認証を自動適用、YouTubeでは200万を超えるアカウントに二段階認証を義務付けました。結果、二段階認証を利用しているユーザーは、パスワード保護のみのユーザーと比べ、アカウントハックが50%減少したことが明らかになりました。二段階認証がいかに効果的かよくわかりますね。
個人情報の保護やセキュリティ強化が叫ばれる一方、ユーザーの中にはいまだに「123456」なんてパスワードを使っている人もいます。二段階認証にしろ!っていくら公式が口を酸っぱくして言ってもやらない人はやらない… 。イギリスでは、スマート端末の出荷時パスワードを企業側でユニークパスワードにしておくべきという法案もあがっています。今回のGoogle対応のように、ユーザーを当てにせず、いっそ勝手にやっといたぞってほうが安全なのかもしれませんね。