GV-NTX1の本体サイズは約215×185×43.9mm(幅×奥行×高)、重量は本体のみで約845g。一般的なレコーダーに比べると非常にコンパクトで、自宅内のスペースを取らないのが嬉しい。背面には地上デジタルの入出力、BS/110度CSデジタルの入出力に加え、mini B-CASカードスロット、HDD接続用のUSB 3.0ポート、LANポートを搭載している。
GV-NTX1の背面iPhone 5sとのサイズ比較利用の際には本体のみでなくいくつか周辺機器の準備が必要だ。まず、GV-NTX1とテレビアンテナを接続するための同軸ケーブルは本体に同梱されていないため別途購入が必要。また、GV-NTX1は地上デジタルとBS/110度CSデジタルのアンテナが別になっているため、BS/110度CSも利用したい場合は家のアンテナ環境に合わせて同軸ケーブルや分配器などを用意する必要がある。
番組の視聴や操作はネットワーク経由で行うため、自宅に無線LANルーターなどのネットワーク環境も必要。テレビ番組の視聴だけでなく録画機能も利用したい場合は、録画番組を保存するためのHDDも必要になる。HDDはUSBで本体に直接接続するか、DLNA対応NASであればネットワーク経由で録画することも可能だ。
このほか当然ながら番組を視聴するための端末が必要。端末はiOS 7以降、Android 4.1以降、Windows 8.1/10に対応し、録画や視聴のための対応アプリが無料で配信されている。
GV-NTX1の対応アプリは、番組を視聴するためのプレーヤーアプリ「テレプレ」、録画予約などの機能を搭載した「テレリモ」の2アプリが用意されている。初期設定や番組の録画予約などの機能はテレプレで行うが、番組の再生自体はテレリモで行い、テレリモから番組再生を選択すると、それに連携してテレプレが立ち上がる仕組みとなっている。そのため初期設定の前にテレプレ、テレリモ2つのアプリをインストールしておこう。