テレワークでポケットWiFiが遅い|原因と対処法

テレワークでポケットWiFiが遅い|原因と対処法

  • 沿って huawei
  • 29/10/2022

この記事では、テレワークでポケットWiFiを使っている方に向け、通信速度で困った際に取れる対策をご紹介していきます。

原因によってはすぐに解決できるものがありますので、即刻解決になるかもしれません。

通信速度が遅く、仕事が中々手につかないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

※記事内の価格はすべて税込表示です。

ポケットWiFiが遅いときの原因

ポケットWiFiの通信速度が遅くなってしまう原因はいくつもあります。

複数の原因が合わさっている場合も考えられますので、最後までしっかりと確認しましょう。

ポケットWiFiが遅いときの原因

ポケットWiFi端末が不具合を起こしている可能性があります。

例えば初期不良を起こしている、熱を持ってしまい正常に作動していないなどです。

また、何年も使っているポケットWiFi端末の場合は寿命を迎えている可能性も考えられます。

パソコンであれば複数タブを開いている、スマホであればアプリの入れ過ぎで容量を圧迫しているなどの場合に動作が重くなります。

また、ポケットWiFi端末同様に何年も使っている、バージョンが古いなどの理由で速度低下を起こしている場合もあります。

ポケットWiFi端末に接続している他の端末で速度低下を感じないのであれば、特定の接続端末が不具合を起こしている可能性が高いです。

毎月契約しているデータ通信量をオーバーしてしまうと速度制限がかかります。

多くの場合、128kbpsまで通信速度は低下し、ネットのページを開くだけでも数分かかってしまいます。

データ通信量を使い切っていなくても、「3日で10GB以上使う」など、特定の条件を満たしてしまうと一定期間速度制限がかけられてしまう契約もあります。

以下は10GBでできる、それぞれの操作の時間や量の目安です。

項目10GBで利用可能な時間・量
Webページの閲覧約66,000ページ
YouTube(720pHD画質)の閲覧約15時間
メールの送受信約20,000通
LINE(音声通話)約400時間
LINE(ビデオ通話)約30時間
音楽配信サービスの利用約180時間* 128Kbpsの場合

毎日YouTubeを長時間閲覧している方は、3日以内に10GBを使ってしまっているかもしれませんね。

接続端末とポケットWiFi端末が離れている、または障害物に阻まれている状況下では、接続端末が電波をうまくキャッチできず通信が遅くなりやすいです。

ポケットWiFiの周波数には「2.4GHz」のものと「5GHz」のものがあります。

この内、5GHzのほうは障害物に弱く、接続端末と距離があると電波が弱くなってしまいます。

また、ポケットWiFi端末自体も基地局からのモバイル回線電波をキャッチしているため、電波の届きにくい場所に置いていると通信速度の低下に繋がります。

休日や夜間などは多くの人がネット回線を使っているため回線で混雑が発生し、通信速度の低下につながりやすいです。

また、WiFiは無線の場合、複数のスマホやパソコンを同時に繋げることができます。

同時に接続している端末が増えるほど回線は混雑してしまうため、通信速度は低下していきます。

先程お伝えしました通り、ポケットWiFiの周波数には2.4GHzのものと5GHzのものがあります。

そして、ポケットWiFiは2.4GHzのものが多いです。

同じ2.4GHzの周波数には電子レンジやテレビ・Bluetooth機器などが挙げられ、これらは日常生活で使用機会が頻繁にあります。

そのため周波数が同じことが起因して、これらと干渉が起こり通信速度が下がることがあります。

また、マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、他の住居で同じ周波数のWiFiが用いられていると、電波干渉を起こしがちです。

ポケットWi-Fiが遅い時の対処法

ポケットWiFiの通信速度が遅くなる原因がさまざまあることが分かりました。

原因さえ分かれば解決する手段はありますので、ここからは対処法をご紹介していきます。

ポケットWiFiが遅いときの対処法

ポケットWiFi端末が不具合を起こしている場合は再起動をしてみるとよいです。

どんな機器でも「再起動したら正常に動いた」ということは多いので、試してみましょう。

ただ、何度再起動しても改善されない場合は、初期不良や故障が考えられます。

買い替えを検討しましょう。

ポケットWiFi端末同様に、再起動で改善される場合があります。

再起動した後で、再びポケットWiFi端末と接続し直してみましょう。

契約したデータ通信量を超えてしまった場合は、次の月まで待ちましょう。

ただ、回線によってはデータ通信量の追加購入ができるものがありますので、そちらで対応しましょう。

3日で10GBを使うなどして起こる一定期間の速度制限であれば、翌々日には解除されることが多いです。

また、仕事する場所を問わないのであれば、近くのカフェやコワーキングスペースなどのWiFiスポットを利用するのも良いでしょう。

ポケットWiFi端末の場合、基地局からのモバイル回線電波を受け取りやすいように窓際に置くとよいでしょう。

また、電波はルーターから全方向に飛んでいるので、ポケットWiFi端末は床、できれば壁際にも置いてはいけません。

電波には水分や金属に吸収されやすい性質もあるので、金属の近くや水分を吸収しやすい本の近くもおすすめできません。

もちろん、すべての条件を満たすことは難しいので、自宅の中でなるべくよい環境を見つけ設置すればOKです。

ポケットWiFi端末は機種によって周波数が変更できる場合があります。

2.4GHzで電波干渉を起こしているのならば、5GHzに切り替えることで干渉の影響を受けにくくすることができます。

周波数が変更できない場合は、同じ周波数の機器の電源を切るなどして対応しましょう。

2.4GHzと5GHzそれぞれの特徴

ポケットWiFiの速度で困らないための対策

ここまで、ポケットWiFiの通信速度が遅い原因について解説してきました。

しかし、不具合がなく置き場所も良いなど、問題がなくても通信速度が遅くなる場合があります。

ポケットWiFiのスペックが足らず、通信速度が元から遅い場合などです。

そうならないために対策できることをご紹介していきます。

ポケットWiFiの速度で困らないためにできること

ポケットWiFiによっては一定期間のお試し期間が設けられているものがあります。

試せる期間は各ポケットWiFiで異なりますが、1週間程度のものから1ヶ月間試せるものまであります。

お試し期間があれば、実際に使った上で通信速度を確認できますので、ポケットWiFi選びに失敗しにくい>です。

実際に使ってみることで気づくデメリットや使いにくさもありますので、ぜひ利用していきましょう。

ポケットWiFiを契約期間内に解約してしまうと違約金が発生するケースがあります。

テレワークでポケットWiFiが遅い|原因と対処法

契約期間は2〜3年のものが多く、違約金が1〜2万円程度かかります。

数ヶ月分の料金を支払うことになるため、他のポケットWiFiへの買い替えに踏み切れない事態に陥りやすく、不便な思いをし続けることになります。

違約金がないポケットWiFiなら、不便だと感じたり何か自分都合で使わなくなったときに、余計なお金を支払うことなく解約することができます。

現在、通信速度が遅くて苦しんでいるという方は光回線の導入も検討してみましょう。

外でWiFiを利用できなくなりますが、光回線はポケットWiFiよりも高速で安定した通信が可能です。

固定回線は原則として通信制限がないため、データ通信量を気にする必要もありません。

ただ、利用するには回線工事の必要があり、開通するまでに1ヶ月程度かかってしまいますのでその点はネックです。

また、ポケットWiFiと比べると料金が高めです。

ポケットWiFiは3,000〜4,000円程度で利用できますが、光回線はオプション等含めると5,000〜6,000円程度かかってきます。

お試し期間のあるおすすめポケットWiFi

まずは、お試し期間があるポケットWiFiをご紹介します。

ポケットWiFiを契約した後で後悔することがないよう、お試し期間を使って自分に合ったものを見つけましょう。

画像引用元:

Mugen WiFiは業界最安級のWiFiルーターで、月額3,718円で利用することが可能です。

概要は下の通りです。

項目Mugen WiFi
通信制限100GB
月額料金3,718円
契約期間2年以内だと違約金ありオプション(月額660円)加入で縛りなし
違約金1年未満:9,900円1~2年未満:5,500円契約更新月以降:0円
事務手数料3,300円
通信速度下り:最大150Mbps上り:最大50Mbps
海外利用1日1,200円〜(容量・地域による)
同時接続10台
支払い方法クレジットカードのみ
詳細Mugen WiFi(公式)を見る

月100GBまで使用できる大容量ですので、普段からYouTubeなどの動画サイトを多く利用する方は嬉しいでしょう。

また、クラウドSIMを用いているためドコモ/au/ソフトバンクの回線を使うことができ、環境によって繋がりやすい回線を自動で選んでくれます。

そのため、通信が安定しやすくなっています。

そして何より、30日間のお試し期間が設けられていますので、自分に合わなかった場合は期間内ならいつでも返品できます。

どのポケットWiFiを選ぶか悩んでいる方は、お試し期間もありますので試しに利用してみることをおすすめします。

Mugen WiFiでは、現在10,000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンが開催されています。

利用開始月を含めた14ヶ月目と23ヶ月目に、それぞれ5,000円ずつキャッシュバックが行われます。

キャンペーンに参加するために、オプションに加入する必要などもありませんので、ぜひエントリーしてみましょう。

解約違約金のないおすすめポケットWiFi

続いて、解約違約金が発生しないポケットWiFiをご紹介します。

違約金が発生しないポケットWiFiを選ぶことで、何か不便があった際に柔軟に対応できるようになります。

画像引用元:

クラウドWiFiは、月額3,718円で利用できるポケットWiFiです。

概要は下の通りです。

項目クラウドWiFi東京
通信制限100GB
月額料金3,718円
契約期間縛りなし※最低契約期間が1ヶ月あり
違約金最低契約期間以降は発生しない
事務手数料3,300円
通信速度下り:最大150Mbps上り:最大50Mbps
海外利用1日700円〜(地域による)
同時接続5台
支払い方法クレジットカードのみ
詳細クラウドWiFi公式サイトへ

大きな特徴として、解約違約金が発生しないことが挙げられます。

一般的なWiFiルーターには契約期間が設けられており、期間中に解約すると1〜2万円程度の違約金が発生してしまいます。

クラウドWiFiであれば、何か不便があって解約したいとき、契約期間に縛られることなく自由に動けます。

また、月100GBまで使える大容量となっており、「3日で10GB以上使うと通信速度低下」などの制限もないため存分にネットを使うことが可能です。

通信もクラウドSIMを用いているため、環境に応じて繋がりやすい最適な回線電波をキャッチしてくれます。

解約時の動きやすさを求めるならば、おすすめのポケットWiFiです。

画像引用元:

AiR-WiFiも、月額3,278円で利用できるポケットWiFiです。

項目AiR-WiFi
通信制限100GB
月額料金3,278円/3,378円/3,608円(プランによる)
契約期間1年間※1年ごとに1ヶ月の解約金0円期間あり
違約金初月(お試し期間):0円2~12ヶ月目:7,700円13ヶ月毎:0円14ヶ月目以降:5,500円
事務手数料3,300円
通信速度下り:最大150Mbps上り:最大50Mbps
海外利用1日1,200円〜(地域による)
同時接続5台/10台(プランによる)
支払い方法クレジットカードのみ
詳細AIR-WiFi 公式サイトへ

プランは「サクッとプラン」「まるっとプラン」「らくらくプラン」に分かれ、それぞれ最安、タッチパネル付き、接続台数が多いなどの違いがあります。

クラウドWiFi同様に、違約金が発生しないことが特徴として挙げられます。

ただ、1年毎の1ヶ月間だけ違約金が無料ということで自由度はやや低めです。

しかし、違約金は1年以内に解約しても7,700円とかなり低めに設定されていますので、他のポケットWiFiと比べても解約しやすくはあります。

また、月額330円のオプションに加入することで契約期間の縛りなく、いつでも解約金0円での解約が可能です。

今なら30日間のお試し期間も設けられていますので、ポケットWiFiを試しに使ってみたい方におすすめできます。

テレワークにおすすめできる光回線

最後に、テレワークにおすすめの光回線をご紹介します。

家で仕事をする方でしたらポケットWiFiよりも高速で通信でき、かつ電波も安定しやすいので検討してみる価値はあります。

画像引用元:

BB.excite光 Fitは、マンションであれば月額2,640円から利用可能な光回線です。

項目BB.excite光 Fit
通信制限30GB/200GB/500GB/500GB以上(従量課金制)
月額料金マンション:2,640円/3,410円/4,180円戸建て:3,520円/4,290円/5,060円/5,830円
契約期間縛りなし
違約金0円
通信速度最大1Gbps
登録手数料3,300円
契約事務手数料(新規申込)1,100円
転用事務手数料(転用申込)2,200円
事業者変更事務手数料(事業者変更申込)2,200円
工事費(新規申込)マンション:16,500円戸建て:19,800円
工事費(転用申込/事業者変更申込/契約移行)工事不要
支払い方法クレジットカードのみ
詳細BB.excite光 Fit 公式サイトへ

従量課金制となっており、30GB/200GB/500GBを超えるごとに料金がかかる仕組みです。

使った分だけを支払うことができるため、データ通信の料金を無駄に支払いたくない方には嬉しいでしょう。

また、通信速度が最大1GbpsとポケットWiFiではなく光回線ならではの速さがあります。

通信方式にはIPoE接続が用いられており、回線が混雑していても混雑ポイントを避けることで安定した速い通信が可能。

ポケットWiFiでなく光回線を試してみたい方、ネットの使用頻度がまちまちでデータ通信量を無駄にしたくない方におすすめできます。

画像引用元:

excite MEC光は、マンションであれば月額3,850円から利用できる光回線です。

項目excite MEC光
通信制限なし
月額料金マンション:3,850円戸建て:4,950円
契約期間縛りなし
違約金0円
通信速度1Gbps
MEC光開通手続き料3,300円
契約事務手数料(新規申込)1,100円
転用事務手数料(転用申込)2,200円
事業者変更事務手数料(事業変更申込)2,200円
工事費(新規申込)マンション:16,500円戸建て:19,800円
工事費(転用申込/事業者変更申込/契約移行)工事不要
支払い方法クレジットカードのみ
詳細excite MEC光 公式サイトへ

ポケットWiFiとほぼ変わらない値段ながら、データ通信量無制限です。

通信方式には、BB.excite光 Fit同じIPoE接続が用いられているため、安定した通信を保っており、通信速度も最大1Gbpsと速いです。

また契約期間の縛りがなく、違約金も発生しないなど自由度も高いため、かなりコストパフォーマンスがよいと言えます。

光回線を検討していて、かつ安価で無制限のデータ通信量を求める方におすすめできます。

画像引用元:

excite MEC光に新規で申込む場合は、契約事務手数料と工事費用が無料>になります。

月額料金も12ヶ月間、マンションの場合は毎月489円、戸建ての場合は毎月517円割引されます。

そのため、合わせてマンションなら23,468円、戸建てなら27,104円お得です。

通信速度で困らないテレワークを

この記事では、ポケットWiFiの速度が遅い時の原因・対策について紹介してきました。

最後に、今回解説した内容をまとめてみます。

ポケットWiFiが遅いときにやるべきことAiR-WiFi 公式サイトへ

ポケットWiFiが遅いと感じたときは、各端末に不具合がないか、電波干渉が起きていないかなど確認してみましょう。

改善しない場合は、ポケットWiFiの速度が元から遅い可能性があります。

買い替えを検討してみましょう。

買い替え時は、お試し期間を利用することで、実際にどれくらいの通信速度が出るか確認してから契約を結ぶことができます。

また解約違約金がないものであれば、自分が解約したいとき自由に身動きがとれます。

そして、家でテレワークを行う方であれば、高速で安定した通信の光回線への加入も視野に入ってきます。

少しでも快適にネットを使えるよう、取れる対策を取っていきましょう!