2012年に、指によるタッチ操作へ本格対応した「Windows 8」がリリースされたのを皮切りに、タブレットとしても、ノートPCとしても使える“2in1”のデバイスをよく目にするようになりました。今では各PCメーカーのラインアップにも必ずといっていいほど用意されており、続々と新製品が登場しています。
キーボードから取り外せばタブレットとして利用できる着脱式(デタッチャブル)の2in1デバイス。写真は日本マイクロソフトの「Surface Book」2015年にリリースされた「Windows 10」は、UI(ユーザーインタフェース)がより洗練され、タッチ操作の使い勝手もかなり改善したように感じます。以前は「Windowsにはやっぱりキーボードとマウスが必要だよ」という声も多く目にしましたが、今では積極的にタッチ操作で利用している人も増えているかもしれません。
例えば、Microsoft Officeはタッチ操作とマウス操作によってアイコンの大きさが自動的に切り替わるよう改善されました筆者も2in1デバイスを数多く使ってきましたが、キーボード着脱式の製品でたまに遭遇する不具合が、キーボードを接続しても認識してくれないというもの。タブレットとキーボードを接続する手段はBluetoothによるワイヤレス接続や専用コネクタ(電子接点)による物理的な接続がありますが、今回は後者の話です。
タブレットとキーボードを電子接点で接続する製品は、Bluetoothに必要なペアリングの手間がかからず、本体から給電されて動作するものも多いですキーボードが認識されなくなったら、どうすればいい?1|2次のページへ