3つのセンサーで史上最強のカメラを実現した「HUAWEI P20 Pro」

3つのセンサーで史上最強のカメラを実現した「HUAWEI P20 Pro」

  • 沿って huawei
  • 26/10/2022

現在のスマートフォンにとって、もっとも重要な機能のひとつと言えるのがカメラだ。ケータイ時代から国内外で進化を遂げてきたカメラだが、スマートフォン時代に入り、SNSでのシェアなど、さまざまなシーンで利用されるようになり、一段と重要な機能のひとつとして、認識されるようになってきた。

そんなスマートフォンのカメラにおいて、ここ数年、大きく進化を遂げる要因のひとつとなったのが複数のイメージセンサーを組み合わせたデュアルカメラだ。一般的なデジタルカメラはイメージセンサーを1つのみ搭載しているが、スマートフォンのデュアルカメラではコンパクトなボディに2つのセンサーを搭載し、独自の画像処理機能などを加えることで、これまでのスマートフォンのカメラでは難しかった高品質な写真や独特のテイストを持つ写真を撮影できるようにして、急速に人気を高めている。

3つのセンサーで史上最強のカメラを実現した「HUAWEI P20 Pro」

そのデュアルカメラの先駆者であり、新しい方向性で市場をリードしてきたのは他でもないファーウェイだ。2015年5月に発売した「honor 6 Plus」で初搭載したのを皮切りに、2016年6月にはドイツの老舗光学機器メーカー「Leica」と共同開発したダブルレンズカメラを搭載した「HUAWEI P9」、2017年6月には後継モデルの「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 Plus」、2017年12月には初のAI対応を実現した「HUAWEI Mate 10 Pro」を発売するなど、スマートフォンのデュアルカメラのトレンドを牽引してきた。最近ではリーズナブルな価格帯の製品にも展開することで、デュアルカメラがファーウェイのカメラの強みとして認識されるようになってきた。

なかでもLeicaとの協業によるダブルレンズカメラは、モノクロセンサーとカラーセンサーを組み合わせるという独自の手法により、これまでのスマートフォンでは実現できなかったダイナミックレンジの広い写真の撮影を可能にし、一眼レフカメラなどを愛用するような厳しい目を持つユーザーからも高い評価を得ていた。

そして、今回のイベントでは「HUAWEI P20」「HUAWEI P20 Pro」「HUAWEI PORSHE DESIGN Mate RS」が発表された。それぞれのモデルの詳細については、本誌の速報記事を参照していただきたいが、いずれもカメラに注力したモデルであり、発表時のプレゼンテーションでもカメラ機能の説明に多くの時間が割かれていた。今回発表された3機種の内、HUAWEI P20 ProとPORSCHE DESIGN Mate RSは初のトリプルカメラを搭載したモデルとなっており、今回のイベントの予告にも使われていた「SEE MOOORE WITH AI」というキャッチコピーの「O」が3つあることを裏付けるものだった。

発表会の終了後、タッチ&トライの時間にそれぞれの実機を試すことができたが、それに加え、HUAWEI P20 Proのデモ機をお借りすることができた。グローバル版は日本の技術適合認証を受けていないため、パリ滞在時の短い時間に限られるが、ここでは製品の内容を説明しながら、実際の使用感などをお伝えしよう。ちなみに、今回、試すことができた製品は、グローバル版の出荷直前のモデルであり、実際の製品とは差異があるかもしれない点はお断りしておく。同様に、製品の内容などについても現時点で明らかになっている情報などが中心となることもご理解いただきたい。