ファーウェイ、ライカレンズを3つ搭載したハイエンドスマホ「P10」、「P10 Plus」を国内投入

ファーウェイ、ライカレンズを3つ搭載したハイエンドスマホ「P10」、「P10 Plus」を国内投入

  • 沿って huawei
  • 01/12/2022

華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、ハイエンドSIMロックフリースマートフォン「」、「 Plus」を6月9日に発売する。税別価格は前者が65,800円、後者が72,800円。

2016年に投入しヒットした「P9」の後継モデル。ライカ(Leica)ブランドのダブルレンズを本体背面に搭載し、写真の描写力を高めているが、今回は新たに前面カメラもライカブランドとなり、よりきれいなセルフィーも撮影できるようにした。ライカブランドのレンズを3つ搭載する製品としては世界初となる。

背面カメラは2,000万画素のモノクロセンサーと1,200万画素のRGBセンサーを採用。画素数の向上にともない、ディテール描写と広い色階調を実現。4種類の高速オートフォーカスと光学手ぶれ補正も備える。レンズはF1.8のSUMMILUX-H(P10 Plusのみ、P10はF2.2)で、収差やフレアなどの光学特性を評価し、個々のレンズを厳格にスクリーニングしたという。

ディスプレイにはホールド感を高めた2.5D曲面加工をほどこした第5世代のCorning Gorilla Glassを採用。ベゼルは1.35mmの狭額縁となっているほか、厚さ6.98mmの薄型筐体も特徴となっている。一部カラーモデルはPantoneと協業した本体色となっている。

ファーウェイ、ライカレンズを3つ搭載したハイエンドスマホ「P10」、「P10 Plus」を国内投入

P10の主な仕様は、CPUにKirin 960(Cortex-A73 2.4GHz×4+Cortex-A53 1.8GHz×4)、メモリ4GB、ストレージ64GB、1,080×1,920ドット表示対応5.1型IPS液晶ディスプレイ、OSにAndroid 7.0を搭載する。

P10 Plusは、上記から液晶を1,440×2,560ドット表示対応の5.5型IPSに変更したモデルとなっている。

インターフェイスは、USB Type-C、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2+LE、NFCなどを搭載。測位はGPS/AGPS/Glonass/Beidou/Galileo、センサーは加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、ホール、指紋。

対応バンドは、FDD-LTEが1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/26/28/29、TD-LTEが38/39/40/41(キャリアアグリゲーションは2または3)、WCDMAが1/2/4/5/6/8/19、GSMが850/900/1,800/1,900MHz。

本体サイズおよび重量は、P10が約69.3×145.3×6.98mm(幅×奥行き×高さ)/約145g、P10 Plusが約74.2×6.98×153.5mm(同)/約165g。本体色は、P10がダズリングブルー、プレステージゴールド、ミスティック・シルバー、グラファイトブラックの4色、P10 Plusがグリーナリー、ダズリングゴールドの2色。

6日に都内で開かれた製品発表会では、ファーウェイ・ジャパン コリア リージョン デバイス・プレジデントの呉波氏が挨拶。同社の2017年第1四半期のスマートフォン出荷台数が21.6%増となり、世界における同社のシェアが9.8%に達したことや、国内ではSIMロックフリースマートフォンとして初めて「HUAWEI P9 Lite」が量販店週間販売台数総合ランキングトップ10入りを果たしたこと、日本においてSIMロックフリースマートフォンのシェアでメーカー別販売台数において過去7カ月連続でNo.1を達したことなどを挙げ、過去に投入した製品の成功を振り返った。

それを踏まえた上で、P10/P10 Plus/P10 Liteの投入はさらなる弾みがつくとし、今回3モデルを一挙に投入する理由を語った。

の4色展開P10のダズリングブルーのみ、背面はハイパーダイヤモンドカット加工がなされているそのほかのモデルはサンドブラスト加工だP9(左)との比較。P10とP9は共通のSUMMARIT H 2.2レンズとなっている大きさの感覚も共通だHUAWEIのロゴがなくなり、指紋センサーとなっている左がP10 Plusで、右がP9幅は若干広く、高さがある薄さはあまり変わらない背面の比較右側面の比較P10 PlusのレンズはF1.8と明るいSoCはKilin 960を搭載、メモリは4GB電源ボタンにカラーが入っている呉波氏全世界で2017年第1四半期の出荷台数は21.6%増グローバルのスマートフォンシェア500ドル以上のハイエンドスマートフォン市場のシェアも高いBCNによるファーウェイスマートフォンの国内販売台数は前年同期88%増。GfK調査だと300%増になる2017年1月~5月のファーウェイのスマートフォン市場シェアSIMロックフリースマートフォンとしては初めて機種別総合ランキング入りSIMロックフリー市場でも約37%のシェアを達成メーカー別販売台数は連続7カ月No.1同社のスマートフォンは高い顧客満足度を得た大成功を収めたHUAWEI P9P10とP10 Plusを同時投入ライカカメラジャパン株式会社 リテール統括部 部長の岩佐浩氏も登壇し、新しい世代にライカの文化をもたらせることに期待を寄せたP10のダズリングブルーとP10 Plusのダズリングゴールドに採用された、ハイパーダイヤモンドカットの背面そのほかのモデルはサンドブラストPantoneと共同でデザインしたグリーナリーとダズリングブルー色落下強度が80%向上したGorilla Glass 5指紋センサーはジェスチャーによるナビゲーション操作が可能6.98mm厚の筐体で、カメラレンズも出っ張らない大画面を実現高解像度な液晶ディスプレイ。500cd/平方mで、コントラスト比1,500:1P10の色ラインナップP10 Plusの色ラインナップライカブランドのSUMMILUX-Hレンズを採用。P10 PlusはF1.8、P10は2.2ポートレートモード人間の顔を190ポイントで分析し、特徴を捉えて浅い被写界深度を実現する美肌効果も搭載前面カメラにもライカレンズ搭載Kirin 960プロセッサを搭載機械学習によるアプリ起動の高速化30分の充電で約1日の使用が可能。電圧を抑えて発熱を抑えるP10は約1.8日駆動可能P10 Plusは約2日駆動可能対応バンド帯も多い