HUAWEI 日本発売の可能性高め? ファーウェイ「P8」を詳しくお届け!

HUAWEI 日本発売の可能性高め? ファーウェイ「P8」を詳しくお届け!

  • 沿って huawei
  • 13/10/2022

ファーウェイが15日(現地時間)に、ロンドンのOld Billingsgateでプレス向けイベントを開催。新フラグシップ機である5.2型の「Huawei P8」、6.8型の「Huawei P8 max」の2モデルを発表した。

ロンドンで発表されたファーウェイの新フラグシップ「P8」。ディスプレーは5.2型だ。日本導入の可能性は高め?

両機種とも30ヵ国以上で発売予定としているが、日本での発売については明言していない。しかし、同社は日本国内でもSIMフリー機を非常に積極的にリリースしているだけに(前モデルのP7も販売されている)、期待が持てそうな端末だ。

P8を発表するファーウェイCEO、リチャード・ユー

薄型で高級化があるデザインの「P8」カメラも強化し、iPhone対抗

ファーウェイのPシリーズは、HiSilicon製オクタコアCPUを搭載するなど、スペックの高さはもちろん、デザインにもポイントを置いたスタイリッシュさが基本コンセプトだ。「Huawei P8」でもそのコンセプトは引き継がれており、アルミ一体成形による薄型化と相まって(約6.4mm)、シンプルながらも高級感のある仕上がりになっている。

厚さは6.4mm。電源と音量ボタン、SIMスロット類はすべて右側面に配置。デュアルSIM仕様で片方はmicroSDとの共用

背面は凹凸のないフラットなデザインで、背面も剛性を高めるため、金属素材を採用。カメラ部分の出っ張りもない

背面カバーにはE Inkディスプレーを採用したオプションアイテムも用意。ロシアのYotaphoneのように背面もディスプレーとして活用でき、バッテリー消費を抑えて電子書籍が閲覧できる。

オプションのE Inkカバー。今回はパッケージのデザインにもこだわっており、本体以外でもプレミアム感を演出している

また、プレゼン内で特に強調されていたのがカメラ機能。従来の赤/緑/青に加え、白を感知する世界初のRGBWセンサーを採用。これにより明るすぎる場所での白とびや、暗い場面での黒つぶれなどを防いだ撮影が可能となる。

ユーザーの使い勝手を向上させる機能も追加されており、同社のTalkBand B2など特定のBluetooth機器と接続しているときは、パスワード不要でロック解除が可能。またスクリーンショットも画面上に円を描いてからタップするだけで保存できる。

スタンダードモデルとプレミアムモデルがあり、細かなスペックに違いがあるとのこと。価格は499ユーロ(約6万3500円)と599ユーロ(約7万6000円)。

HUAWEI 日本発売の可能性高め? ファーウェイ「P8」を詳しくお届け!

iPhone 6やGalaxy S6を下回る厚み。デザインが売りの1つだ

カメラではiPhone 6との比較も。白を感知するセンサーを搭載する

ウェアラブル端末との連携に加え、E-Ink画面が付いたカバーも用意

ファーウェイの製品サイトには日本の周波数への対応が記述されていた。わざわざこんな表記があるということは……

なんと6.8型液晶の「Huawei P8 max」バッテリーも4360mAhと巨大

つづいて「Huawei P8 max」は、Pシリーズのコンセプトのまま、6.8型フルHD液晶(JDI製と明言されている)と大型のディスプレーを採用したファブレット。CPUやカメラ機能などスペックはHuawei P8とほぼ同等となっている。

6.8型液晶搭載の「P8 max」

Galaxy Note Edgeと比較してもこの大きさ。さすがにデカい

背面のデザインはP8と同じ。カメラ部分もフラット。厚さはP8よりを若干上回る6.8mm。電源ボタン、音量、SIMスロットなどの配置は同じ

オプションで用意されているドットカバー。閉じた状態でも情報が表示できる

本体自体が大きいため、バッテリーは4360mAhと大容量。動画コンテンツが長時間楽しめるようCPUの動作などが工夫されており、ローカルに保存された動画なら、最長で10時間の視聴が可能としている。

6.8型液晶はJDI製であることをアピール。本体もデカいが、バッテリーも4360mAhとデカい

さらに端末の発熱を抑えるため、トヨタのレクサスやBMWなどにも使われている、熱伝導率の高い放熱用の素材を採用。3Dゲームなど負荷の高い動作時に威力を発揮する。

ゲームや動画再生を連続でしていると気になる温度上昇にハードの設計で対応

P8 maxも2モデルで展開。価格は549ユーロ(約7万円)と649ユーロ(約8万3000円)。大画面のファブレットやデュアルSIM仕様は中国市場を意識しているため、日本での展開は微妙。とはいえ、画面サイズ的にはほかにはないモデルなので、こちらも日本での導入に期待したい。

こちらはiPhone 6 PlusやGalaxy Note 4より薄いことをアピール。デカいがポケットに入るとする

Huawei P8Huawei P8 max
ディスプレー5.2型液晶6.8型液晶
画面解像度1080×1920ドット1080×1920ドット
サイズ約72.1×144.9×6.4mm約93×182.7×6.8mm
重量約144g約228g
CPUHiSilicon Kirin 9302.0GHz(オクタコア)HiSilicon Kirin(オクタコア)
メモリー3GB
ストレージ16GB64GB
OSAndroid 5.0
カメラ画素数リア:13メガ/イン:8メガリア:13メガ/イン:5メガ
バッテリー容量2680mAh4360mAh
カラバリMystic Champagne、Titanium GreyLuxurious Gold、Mystic Champagne、Titanium Grey
Huawei Mobile

表示形式: PC ⁄ スマホ