HDパネル搭載の9V型モデル「楽ナビAVIC-RQ912」
カーナビ大手のパイオニアが、使いやすさを追求した「楽ナビ」の新モデル14機種を発売した。【写真】2022年の楽ナビ 3月発売【全14機種】 (14枚)このうち12機種は、映像・地図をHD解像度で表示するHDパネル搭載の高画質モデル。残り2機種は、コストパフォーマンスに優れたワンセグモデルだ。HDパネル搭載モデル(2,764,800画素)では、視野角の広いIPS方式と黒色再現性に優れたNormally Black方式を採用。高透過率の静電容量方式タッチパネルや高輝度LEDバックライトを組み合わせるなど、高品位パーツの採用により、メディアの映像伝送経路をフルデジタル化。1677万色の色諧調表現に対応する。HDパネル搭載のラインナップとしては、9V型、8V型といった大画面モデル、HDMI入出力端子搭載モデル、ブルートゥース・USBなどのデジタルメディアに特化したモデルを揃えた。
HDパネル搭載の7V型モデル「楽ナビAVIC-RW912」
使いやすさに関しては、「ターゲットインターフェース」機能により、操作性・デザイン性を今までより高めた「おすすめモード」と、デジタル機器が苦手なユーザーにも分かりやすい「カンタンモード」という2種類が選べる。Wi-Fi機能については、別売の車載用Wi-Fiルーターを用意し、通信量を気にせずに動画サイトのコンテンツを楽しめのがパイオニアらしい。また、2カメラタイプのドライブレコーダーユニット「VREC-DS800DC(別売)」をHDMI接続することで、カーナビと連携できる「ドライブレコーダーリンクHD」機能に対応。録画映像をカーナビの高画質・大画面で確認と操作ができる。HDMI接続を利用したパイオニア製リアモニター(別売)もラインナップされているので、リアシートの乗員の過ごし方もいっそう幅が広がる。ナビ機能では、高い自車位置精度と、最適なルート提案に加え、「速度超過防止警告」や「逆走警告」など、安心・安全をサポートする機能も搭載した。
ワンセグ搭載の7V型ワイドモデル「楽ナビAVIC-RW303III」
新しい楽ナビは2022年3月発売。前述のとおり全14機種を揃える。価格はいずれもオープンで、想定される税込み実勢価格は下記のとおりとなっている。サイズ、機能が豊富に用意されているので選びやすいのが特徴だ。■ラージサイズ:HDパネル9V型:AVIC-RQ912(13万5000円前後)8V型:AVIC-RL912(12万5千円前)8V型:AVIC-RL712(10万5000円前後)8V型:AVIC-RL512(8万7千円前後)■200mmワイド:HDパネル7V型:AVIC-RW912(10万5000円前後)7V型:AVIC-RW712(9万3千円前後)7V型:AVIC-RW512(6万5000円前後)7V型:AVIC-RW112(5万5000円前後)■2D(180mm):HDパネル7V型:AVIC-RZ912(10万5000円前後)7V型:AVIC-RZ712(9万3千円前後)7V型:AVIC-RZ512(6万5000円前後)7V型:AVIC-RZ112(5万5000円前後)■200mmワイド:ワンセグ7V型ワイド:AVIC-RW303III(5万5000円前後)■2D(180mm):ワンセグ7V型ワイド:AVIC-RZ303III(5万5000円前後)
AUTOCAR JAPAN(執筆)