AirPodsはモバイルリスニングに革命をもたらすか。本日発売のApple製ワイヤレスイヤホン「AirPods」をファーストインプレッション【レビュー】 - S-MAX

AirPodsはモバイルリスニングに革命をもたらすか。本日発売のApple製ワイヤレスイヤホン「AirPods」をファーストインプレッション【レビュー】 - S-MAX

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  • 23/10/2022

AirPodsはモバイルリスニングに革命をもたらすか。本日発売のApple製ワイヤレスイヤホン「AirPods」をファーストインプレッション【レビュー】

2016年12月19日22:55 posted by 秋吉 健list
待望のApple純正ワイヤレスイヤホン「AirPods」を速攻レビュー!
本日19日、Appleのワイヤレスインナーイヤーヘッドホン(イヤホン)「AirPods(エアーポッド)」が発売されました。AirPodsは9月7日に行われた新製品発表会にて「iPhone 7」シリーズなどと同時に発表されて話題となりましたが、その後、発売延期が告知されていました。しばらく情報がないまま12月を迎え、発売は2017年になるのではないかという噂まで流れていましたが、先日14日に公式オンラインショップにて販売受付を開始し、出荷予定が19日となっていました。すでに公式オンラインショップでも4週間以上の出荷待ちとなっており、店頭在庫もほぼ発売と同時に売り切れた様子で、これから購入する場合年内の入手はほぼ不可能となっています。今回はそんなAirPodsを運良く入手することができましたので、開封レポートと簡単なファーストインプレッションをお伝えします。ガジェットマニアにとって開封の瞬間こそが至高の時■Appleらしいシンプルな包装。そして美しいプリミティブデザインまずは外箱外観です。サイズは小さく手のひらに乗る程度。Appleらしいシンプルな箱で表面にAirPods本体、裏面に充電ケースとケーブルが印刷されています。箱を開けると取扱説明書、充電ケースおよびAirPods本体、Lightningケーブルが同梱されています。iPhone 7と比較。高級なインナーイヤーヘッドホンにありがちな、大仰な化粧箱などはない。良くも悪くも「いつも通り」のデザイン裏面。「充電ケース付き」を示す言葉が6ヶ国語で表記されている箱を開けるとお馴染みの「Designed by Apple in California」の文字取扱説明書も至ってシンプル。蛇腹で裏面を含めても10ページしかないAirPodsは充電ケースに入れられた状態で梱包されている充電ケースを取り出すと下段にLightningケーブルが入っている充電ケースのサイズはさらに小さくコンパクト。全体が丸みを帯びているため手にすっぽりと収まる気持ち良さがあります。しかしその丸いデザインが仇となってテーブルなどに立てて置くことができないため、充電ケースの蓋を開けた状態でテーブルに置くのが意外と大変です。AirPods本体のバッテリー駆動時間は公称で最大5時間の再生もしくは最大2時間の連続通話が可能。充電ケースを併用することで最大24時間の再生もしくは最大11時間の連続通話が可能としています。また15分間の急速充電のみでも最大3時間の再生と最大1時間以上の連続通話が可能ということで、急ぎの時などにも十分対応できそうです。なお、充電ケースの充電時間については公表されていません。充電ケースはむきたてのゆでたまごのような質感iPhone 7と比較。かなり小さいのが分かるAirPodsを収納し、なおかつ充電用バッテリーを搭載しているため厚みはそれなりにある裏面には蓋のヒンジとBluetooth再接続用のボタンがある充電ケースおよびAirPods本体の作りは非常に精巧で、まるで繋ぎ目がなく一体成型なのかと思わせるほど見事なアセンブルです。例えば充電ケース裏面にあるボタンなどは目を凝らさないと見落とすほどで、上記写真などでもどこにあるのかよく分からないほどです(このボタンは一般的な利用では一切使用しないので問題はありません)。AirPods本体。iPhone 7などに付属しているEarPodsからケーブルを無くしただけのようなデザインハウジング部とバッテリーおよび通信部でパーツが分かれているのだが、ここまで寄って撮影してもよく分からないほど精巧な作り手のひらに置くとこんなに小さい。これでイヤホンだと言われても最初は戸惑う■ケーブルよさらば。真に自由な音楽環境へAirPodsとiPhoneの接続は驚くほど簡単です。初回時はBluetoothをONにしたiPhoneに蓋をあけたAirPodsを5cm程度まで近づけるだけで認識されるので、ここでiPhoneのロックを解除すれば接続完了。以降はAirPodsの充電ケースの蓋を開けるだけで自動接続され(ここからはiPhoneに近づける必要はありません)、AirPodsを耳に装着すると「ポポーン」というジングルが鳴り使用準備が整ったことをお知らせしてくれます。ボタン類に触れることは一切なく、ただ「ケースから取り出し耳に装着する」だけですべてが完了するAirPodsの使いやすさは革命的ですらあります。初回接続時の登録作業……とはいえ「作業」と呼ぶべき面倒は一切ない。ただ蓋を開け、いつものようにiPhoneのロックを解除するだけ初回接続が終了するとこの画面になる。以降、充電ケースの蓋を開けるとこういった充電状態を知らせる通知が画面に表示されるAirPodsのインテリジェンスな動作は他にもあります。耳に装着し音楽を再生している状態で片方だけ外すと自動的に音楽再生が止まり、また装着すると自動で再生が始まります。また片耳のみでも利用できるためハンズフリーヘッドセットとしての利用も可能です。またタッチデバイスを搭載しておりAirPodsをダブルタップすることでSiriを呼び出せます。Siriに「音量を下げて」と言えば音量が下がりますし、「プレイリストの◯◯を再生して」と言えばプレイリストの変更なども可能です。もちろん天気予報やスケジュールの確認、電話をかけるなど、これまでSiriに音声で操作させてきたことはほぼすべて可能です。iPhoneやiPadをバッグやポケットに入れたまま操作が可能なのは便利だAirPodsや充電ケースのバッテリー残量や充電状況はウィジェットからも確認できるAirPodsを片方だけ使用している場合は左右別々に表示される■AirPodsはAppleがもたらした音楽環境の革命かもしれないAirPodsを手にするまで、正直筆者もその性能や実力には半信半疑でした。これまでも音楽のワイヤレスリスニングに関心があり様々なBluetoothレシーバーやBluetoothヘッドセットなどを試してきましたが、接続が面倒であったり左右のイヤホンをケーブルで繋いでいる関係から結局カバンなどへ収納する点で有線接続とあまり変わらない不便さがあったり、何より音質面で妥協しがたい劣化を感じたりと良いイメージがありませんでした。しかしこのAirPodsはひたすら快適です。ケーブル類は一切なく、耳に装着するだけで準備が整い、軽くタップしてSiriに「音楽再生して」と話しかけるだけです。連続で最大5時間使え充電ケースを併用することで最大24時間まで使えるというバッテリー持続時間の長さも魅力的です。とくにケーブルがないことの快適さは音質面でも大きなメリットがあり、ケーブル由来の「ゴワゴワ」「ガサガサ」というノイズ音が一切ないのが革命的です。通常、ヘッドホンやイヤホンではどうしてもハウジングが髪に当たる音やケーブルが首元に擦れる音が混じります。今まではそれが当たり前であったため気にも留めませんでしたが、いざAirPodsを半日利用し、音質の違いをチェックしようと通常のイヤホンを装着した途端、そのゴワゴワガサガサというノイズが想像以上に酷いことに気が付かされるのです。音質やリスニング環境による使い勝手の詳しい評価は次回のレポートで行いたいと思います。お楽しみに♪これからは、これがスタンダード記事執筆:あるかでぃあ■関連リンク・エスマックス(S-MAX)・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter・S-MAX - Facebookページ・AirPods - Apple(日本)Tweet
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