リンクスインターナショナルは3月1日、QWERTY配列の日本語印字キーボードを備えるSIMフリーのAndroidスマートフォン「Gemini PDA」を発表した。3月9日に発売する。価格はオープンで、参考価格は77,760円(税込)。
Gemini PDAは、5.99インチのディスプレイを備えたスマートフォン部分の隣に、QWERTY配列のメンブレンキーボードを標準装備する。スマホとして使用するときは本のように真ん中から開き、使わないときは中央で折りたたむ。キーボードを使う場合は、PCのように開く。キーボード部分は取り外せない仕様だ。折りたたんだ状態でも、外側のボタンから通話への応答が可能となっている。
キーピッチはタッチタイピングも可能とする14mmを確保した。キー配列は英語だが、キートップには日本語かなを印字済み。ディスプレイはマルチタッチ対応の5.99インチで、画面解像度は2,160×1,080ドットだ。CPUはMediaTekの「Helio X27(MT6797X)」を採用した。
本体左右側面には、USB Type-Cポートを1基ずつ搭載。USB OTG(USB On-The-Go)にも対応する。このほか本体に、Googleアシスタントを呼び出せる「スマートボタン」、SIMカードスロット、microSDメモリーカードスロットなどを備えた。
本体裏側(折りたたんで閉じたときに見える面)には、インフォメーション(通知)機能で使うRGB LEDライトを搭載。専用アプリ「LEDison」からLEDライトの発光パターンを変更したり、任意のカラーでカスタマイズしたりできる。このほか主な仕様は以下の通り。