今回の「ファーウェイ通信」で紹介するのはモバイルPC! 持ち運びがラクにできるコンパクトサイズに、第10世代インテルCoreプロセッサーやGPU、タッチパネル、長時間バッテリーなどを詰め込みつつ、お手頃な価格を実現している「HUAWEI MateBook 13 NEW」をレビューする。
HUAWEI MateBook 13が最新CPUやタッチパネルを搭載してリニューアル! なお、評価機は英語キーボードだが、製品版では日本語キーボードを搭載する
ファーウェイのノートPCの中でも、コンパクトな本体ながら高性能という特長を持ち、ビジネスシーンや学生生活などでフル活用できる「HUAWEI MateBook 13」シリーズ。今回紹介する「HUAWEI MateBook 13 NEW」は、好評だった前モデルのスタイルを引き継ぎつつも、さらなる進化を遂げている。
一目でわかるベゼル部の細さも特長の1つ。縦横比3:2の13型ディスプレーでありながら、ワンサイズ下のフットプリントを実現する
まずは、デザイン面から見ていこう。ディスプレーは製品名のとおり、13型のフルビューディスプレーを採用している。ベゼル幅は約4.4mmにまで抑えてあり、画面占有率は88%を実現。解像度は2K(2160×1440ドット)と高精細で、色域はsRGB100%、コントラスト比が1000:1と美しく鮮やかな表示だ。
また、今回テストしたCore i7モデルについてはタッチ操作にも対応。高い精度で反応してくれるのでさまざまなアプリで利用できる。また、マルチタッチもサポートしており、3本の指での下へのスワイプでスクリーンショットといったファーウェイ製スマホと同じ操作はもちろん、さらにそのスクリーンショットからテキストを自動で認識して抽出するといった作業も可能になっている。
左右のベゼル幅は約4.4mm
持ち運びのしやすさを重視したモバイルPCという位置付けのため、薄型軽量のボディーも魅力の1つ。本体の厚みは約14.9mmで、重量はタッチパネル搭載でありながら約1.32kg。ビジネスバッグに入れてもかさばらず、毎日持ち運んでも負担にならないサイズ感だ。
本体左右にUSB Type-Cが1つずつとヘッドフォンのみと本体の端子はシンプルそのもの
当然、利便性も犠牲にはしていない。本体左右の側面に、本体の充電や各種周辺機器との接続に利用するUSB Type-C端子が各1基ずつ搭載されている。また、ファーウェイ純正の拡張ドック「MateDock 2」も標準で付属している。これはD-sub15ピン、HDMI、USB Type-A、USB Type-Cの各端子を備えており、すでに所有している周辺機器の接続に追加コストが不要。また、本体もコンパクトなので、常時持ち運んでも荷物にならないのもうれしい点だ。
標準でこのMateDock 2が付属する。写真の反対側にはUSB Type-Aの端子も
デザイン全体としては、メタル素材を用いたボディーがエレガントかつスマートな印象。エッジ部分に施されたダイヤモンドカットがデザインのアクセントとなっている。本体色は落ち着きの感じられるスペースグレーで、特にビジネスの現場とは相性がよさそうだ。
スペースグレーのシックな筐体にロゴの配置もシンプル