巷で話題のGoogle Home、僕も使い始めました。いや~、楽しいですね。すぐに飽きるかと思いきや、期待していた以上に便利で、一日に何度も「ねぇ Google」と声をかけております。元気よく話しかけても、だるそうに話しかけても、しっかり反応してくれます。個人的な感想ですが、「OK Google」よりも「ねぇ Google」のほうが反応が良いようです。
Google Homeで最もよく利用しているのは音楽。僕は、もともと「Google Play Music」を使っているのですが、Google Homeの導入を機に「Spotify」の無料プランにも加入しました。「ビートルズが聴きたい」「リラックスできる曲をかけて」といった一般的なリクエストをすると「Google Play Music」から再生されるのですが、「香港の音楽をかけて」と話すと「Spotify」からのプレイリストが選ばれるなど、両方をリンクしておくことで幅が広がるように感じています。
朝は「ねぇ Google おはよう」と話しかけます。「おはようございます、正剛さん」と返してくれて、現在時刻、天気、会社までの交通状況・所要時間を教えてくれて、カレンダーに登録してある最初の予定もわかり、さらに、自分が設定した順番でニュースが流れて……。従来は、寝ぼけまなこでスマホで確認していたことが自然に耳に入ってくるので、それを聞きながら歯を磨いたり、コーヒーを淹れたり……。朝を迎える気分が、かなり変わりました。
Google Homeで聴く音楽サービスは複数を設定でき、優先設定ができる「おはよう」で知らせてほしいことは「今日はどんな日」で設定可能Chromecastとも連携させています。これ、すごく便利です。Google Homeの楽しさがぐ~んと広がります。これからGoogle Homeを購入する予定で、まだChromecastを持っていない方は、絶対一緒に買うべきです。量販店でお得なセット販売もしているようですので、ぜひ!
で、Google HomeとChromecastの連携で何を楽しんでいるかといえば、まず「YouTube」。「○○の動画を見せて」というだけで、テレビがオンになって、YouTube動画の再生が始まります。たとえば、「カピバラってどんな動物だっけ?」ということ、ありますよね。そんなときに、スマホで検索しなくても、「ねぇ Google、カピバラの動画を見せて」と話しかけるだけでOK。再生された動画では、ちょっとわからないなぁと思ったら、「次の動画」と言えばいいんです。家族や友達との団らんで、音楽や芸能の話になり、「それって誰?」「どんな歌だっけ?」というときも重宝するはずです。
Googleフォトの画像も「写真を見せて」と話すだけで、テレビに映せます。Googleフォトって、撮影場所や被写体によって自動で分類されますよね。Google Homeでは、それが大活躍。「シンガポールの写真を見せて」「犬の写真を見せて」「花火の写真を見せて」などと話すだけで、勝手に分類された写真のスライドショーが始まります。みんなで見るときは、Google Homeに「BGMをかけて」と話して、上映会のように楽しむのもおすすめです。
細かい撮影場所の分類など、Googleフォトの利便性を今さらながら実感これは利用イメージとして、テレビとGoogle Homeを近づけて撮ったが、実際には3m以上離して設置しているGoogleフォトのテレビ表示は、いつでもオン・オフできるなお、Googleフォトの画像は、クラウドから呼び出して表示される仕組みなので、そこにスマホがなくても見られます。となると、自分がいないときに勝手に見られるのでは? と心配になる人がいるかもしれませんね。でも、心配無用。見せたくない写真がある人は、表示をオフにできます。
昨年、HUAWEI P9を買って以来、現在愛用しているP10 Plusでも、プライベートの写真はほぼ全て、デジカメではなくスマホで撮影しています。撮った写真は、そのままGoogleフォトに同期しているのですが、Google Homeをきっかけに、テレビに映して見ることが増えるだろうなぁと感じています。
Androidスマートフォンを使っている人は、Google Homeは買って損ナシだと思いますよ。