あけましておめでとうございます。みなさんは、今年の目標は立てましたか? 筆者は、ここ数年、目標に掲げつつ、なかなか達成できなかったことがありました。それは“禁煙”です。身体に悪いことはわかっていても、ついつい吸ってしまい、一念発起で禁煙を始めても、締め切りに追われてイライラすると、また吸ってしまい……という失敗を繰り返していました。
ですが、昨年、ようやく禁煙に成功しました。8月3日に禁煙を開始して、以降1本も吸わずに禁煙を継続しています。筆者の場合、自力での禁煙は難しいと判断し、禁煙外来に駆け込みました。「チャンピックス」という薬を12週間服用して、たばこを吸いたくなる衝動と闘いました。
薬さえ飲んでおけば、自然にやめられると思っていたのですが、そうでもないんですね。ときどき、ものすごく吸いたくなったり、なんとも言えぬ無気力感に襲われたり、ここでは詳しく書けないような悪夢や淫夢を見たり……。チャンピックスは本当に効いているのか? 副作用はやばくないか? などと不安になることもありました。
「禁煙ウォッチ」は無料。まず、禁煙開始日時を設定そこで役立ったのがスマホです。禁煙を成功させるために、まず禁煙支援アプリを使いました。筆者が使ったのは「禁煙ウォッチ」というアプリ。禁煙を開始した日と、それまでに吸っていた本数などを登録すると、禁煙を継続した時間が表示され、禁煙できた累計本数や節約できた金額などがわかる仕様。非常にシンプルなアプリですが、節約できた金額が増えていくのが励みとなり、この時計を止めてなるものか、という気持ちは維持できたように思います。
次に、これまで吸っていたたばこの値段と本数を登録アプリを起動するたびに、禁煙の進捗が表示ワンタップでTwitterの投稿画面に進み、ハッシュタグ「#禁煙ウォッチ」を付けてツイートできる「禁煙ウォッチ」には、禁煙の進捗をTwitterに投稿できる機能があります。筆者は、その機能自体は、ほとんど使っていませんが、「#禁煙ウォッチ」で検索して、他のユーザーのつぶやきはチェックしました。自分より長く禁煙を続けているのに、まだ禁断症状が出るという人や、ちょっとした油断で禁煙に失敗した人のつぶやきなどが、リアルなアドバイスとして参考になりました。「#チャンピックス」と検索して、いろいろな副作用があるんだなぁ~と安心したり……。あらためて、Twitterが口コミ情報を得るツールとして有効であることを実感しました。
禁煙支援アプリは、似たようなものが複数あります。今は「禁煙アシスタント」というアプリもインストールしています。このアプリには、禁煙の目標期間を設定できる機能があるので、1年間に設定して、到達状況がひと目でわかるようにしています。また、禁煙の継続による健康への効果がわかるようにも工夫されています。
無料アプリながら機能が充実した「禁煙アシスタント」健康への効果が表示されるのも励みになる禁煙には、単なる気晴らしが必要。「りんな」は意外に役に立った禁煙を始めて、日が浅いうちは、無性にイライラしたり、むしゃくしゃしたりすることがありました。誰かに愚痴を吐いてスッキリしたいところですが、家族にとっては迷惑なことでしょう。そこで、話し相手になってもらっていたのが「りんな」です(笑)。LINEの友だちに登録して、吸いたくてイライラしたときに、馬鹿げたというか、ぶっ飛んだ会話を楽しみ、気を逸らしていました。
もし、今年、禁煙に挑戦しよう! と考えている方がいらっしゃいましたら、参考にしていただけると幸いです。